SOCOTEC Certification Japanは、2024年8月に三菱電機ファクトリーオートメーションタイランド株式会社(MELFT)が提供する「温室効果ガス排出量算定・報告システム(Genesis64)」(2024年8月版)のGHG排出量算出機能(スコープ1、スコープ2)の妥当性を確認し、2025年1月15日に三菱電機ファクトリーオートメーションタイランド本社にて第三者保証報告書贈呈式を開催しました。
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タイ政府は現在、新たな炭素税に関するGHG排出量報告規制を検討中です。SOCOTEC Certification Japanはこうした規制動向を先取りし、アジア最大手の化学品商社であるNAGASEグループの協力のもと、2023年9月より市場開拓に取り組んできました。本プロジェクトは当社にとって初めてのサービス提供機会となります。
式典の開催時期は、SOCOTEC Certification Japanのタイ訪問の日程に合わせて行われたため、少し遅れましたが、三菱電機ファクトリーオートメーション・タイランドのマネージングディレクターであるWichiene Ngamsukkarsemsri氏は、「MELFTは、SCADA GENESIS64™を使用して、機械や各種設備のすべてのデータをリンクさせ、それらがどのように機能し、どのような問題を抱えており、改善すべき弱点がないかを把握してきました。今回のソコテックによる当社のGHG算出システムの第三者保証は、当社が目指す「産業分野の脱炭素化に取り組むソリューションプロバイダー」としての信頼性を高め、戦略達成に役立つと確信しています」と述べました。
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式典での面談では、認証BUディレクターのザビエル・ダニエル、SOCOTEC Certification Japanの最高執行責任者である二場 誠吾、Wichiene氏と、タイの脱炭素化への道筋や企業の取り組みについて、さまざまな意見交換を行いました。
この実績を踏まえ、SOCOTEC Certification Thailandでは、SOCOTEC Certification Japanの全面的な支援のもと、2025年からタイにおけるGHG排出量検証サービスを本格的に展開する体制を整えました。
ASEANにおけるSOCOTEC Certificationグループの今後の展開にご期待ください。