年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG指数で評価したインデックスによるパッシブ運用を開始したこともあり、長期的で安定した資金調達をもたらすESGインデックスに選定されるために、非財務情報開示の重要性がますます高まっています。
CDP質問書への回答はまさに非財務情報開示の一環であり、「気候変動」「水」「森林」の3分野から組織の持続可能性について、ガバナンスから具体的なパフォーマンスデータに至るまで体系的な質問構成となっています。
TCFD対応に基づく回答や自然資本に関するリスクと機会をエンタープライズ・リスクマネジメントにどの様に取り組んでいるかを詳細に情報開示する必要があり、回答には高いスキルが必要となりつつあります。
※2024年度CDP回答支援の9月末回答の新規受付は終了いたしました。
- ESG投資の加速
- 潮流の変化
- 非財務情報開示の必要性
- CDPスコアの重要性
2022年から、プライム市場への上場企業すべてが回答対象となりました。(気候変動)
SOCOTECは、2018年からレポートライターかつスコアリングパートナーとして
CDPとともに回答分析を行っています。
CDP質問書回答のスコアリングによる失点の傾向
- スコアリング基準が厳しくなり、特に企業特有の情報、活動した内容、事例/ケーススタディの記載に関して、十分に記載されていない企業が多い。
- リスクと機会の特定に関して、財務的影響の紐づけが十分でない。
- スコアリングのcriteriaを十分に解釈できておらず、回答要件を満たしていない。
このような状況を踏まえ、当社では当該年度回答に向けたアドバイザリングサービスを提供しています。
回答の採点基準の解説、一次レビュー、修正後二次レビューというきめ細やかなサポートが企業の回答作成担当者様を強力にバックアップいたします。
サービスメニュー
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A 前年度アンケートレビュー
前年度回答内容をレビューし今年度回答に向けた傾向と対策をレポート -
B 当該年度アンケート回答支援
今年度アンケート回答内容をCDP採点基準に基づきプレ評価 プレ評価の改善ポイントを反映した修正後回答内容について再評価 -
C 当該年度アンケート作成支援・代行
必要情報収集のうえ回答作成を代行 -
D 前年度アンケートレビュー&当該年度アンケート回答支援
A + B のサービス提供 -
E 前年度アンケートレビュー&当該年度アンケート作成支援・代行
A + C のサービス提供 -
アンケート回答内容英訳
日本語で作成された最終的な回答内容の英訳
各質問カテゴリごとに、オフィシャルのスコアリング手法によって、どの箇所が得点できていないのかを明確にお示しします。
ベストプラクティスをもとに、組織の今後の気候変動、水、フォレストに関するリスク対応のための情報開示体制やリスク対応手順策定、シナリオ分析の解決策を支援します。
※本サービスはCDPのスコアを保証するものではありません
お客様の声
関連サービスの年間スケジュール例
ソコテックの特長
- 1 マネジメントシステム認証機関として培った本質的なPDCAのノウハウ
- 2 CDP(旧称:Carbon Disclosure Project)スコアリングパートナーとしての信頼性
- 3 東京都・埼玉県温室効果ガス排出量検証機関、J-クレジット制度移行プロジェクト審査機関
- 4 ISO14065(温室効果ガス妥当性確認・検証機関の認定)による正確性