ソコテックグループは、原子力エネルギー部門の顧客サポート能力の最適化を目指して、SOCOTEC Power ServicesとSOCOTEC Formation Nucleaire の2社にある特殊分野の技術を結集しています。
SOCOTEC Power Services は、すでに原子力部門で業務を行っている子会社2社、SOCOTEC NucléaireとContrôles Industriels Cherbourgeois (CIC) に、エネルギー会社 Atlantique Qualité (AQ) を合併して設立され、多岐にわたる作業検査、監督と監視、プロジェクトの品質保証/品質管理、数量調査と検証サービスを提供しています。
Areva、AEC、DCNS、EDF、Iterなど、フランスの原子力産業の主要企業での延べ25年以上の経験から、新組織は、フランス全土の5拠点(ボレーヌ、シェルブール、ドンジュ、モンティニー・ル・ブルトンヌー、オルレアン)に在籍する210名の社員の専門技術を活用しています。
SOCOTEC Formation Nucleaireは、SofranextとSIFOPの合併により設立されました。いずれも原子力分野での訓練提供に特化した企業で、それぞれ2014年5月と2015年9月にグループに加入しました。この新会社は原子力分野における訓練/研修、設計、コンサルティングサービスの全種類、及び産業用保守を提供しています。
SOCOTEC Formation Nucléaireには社員が42名おり、5つの放射線防護/リスク予防の作業研究施設、3つの主要原子力知識/補足安全品質作業研究施設、1つの認可済技能更新作業研究施設があります。技能更新施設はDunkirk にあり、原子力発電所外の技能更新施設としてはフランス国内でここしかありません。
この新会社が提供するサービスは、すでにSOCOTEC Institut de Formation (ソコテックの訓練/研修機関) が提供してきたサービスを、衛生、安全、保安、環境の分野で補うものとなっており、フランスの原子力訓練/研修提供会社で3番目の大きさを誇っています。